1/24ゲーム筐体コレクション トイズキャビン レビュー

 

今回はトイズキャビンさんのゲーム筐体コレクションのレビューです。

1回300円。全4種類。

塗装済み半完成品。シール無し。

公式情報では出荷日は2023年5月23日で発売日は同年同月25日とありましたが、24日には並んでいるお店もありました。

 

カプセルの色ごとの中身

緑→アップライト筐体(スペースハリアーみたいなの)

ピンク→アップライト筐体(バーチャファイターみたいなの)

青→テーブル筐体(スペースインベーダーみたいなの)

赤→テーブル筐体(パックマン?みたいなの)

アソートは均一だと思われます。

 

世代の人なら刺さるガチャガチャだと思います。

 

アップライト筐体

アップライト筐体は2種類です。

トイズシティと書かれています(笑)

2種類の違いはゲーム画面と上部台紙以外にもイスの色やボタンの色などです。

トイズキャビンファイターとトイズハリアーとどれも元ネタを隠す気も無い感じです(笑)

やはり世代の人が企画したって感じですね(笑)

 

かなり細かく作られていて、着色も細かく非常にリアルにできています。

とても300円の物とは思えない出来です。

 

カプセル開封時点で筐体部分は全て着色済です。

シールも既に貼られた状態です。

ゲーム画面の台紙を入れて、上部台座を付ければ完成です。

ゲームセンター筐体のガチャはシールは全部自分で貼る物が多かったので意外でした。

レバーは動きますが、素の状態でふにゃと倒れた状態になる物もあるので可動はいらなかったかな?小さいし。

上部台紙も触るとすぐ取れちゃうのが難点かな。

最悪無くてもいいですが。

 

向かい合わせると格闘ゲームの対戦台みたいになります。

公式画像だと仕事猫を座らせてゲームしていますが、今回はモビルスーツアンサンブルを使ってみました。

エアリアルみたいに下半身の可動域が広いのじゃないとふんぞり返ったような姿勢になってしまいますが(笑)

ガシャポンエストとかのほうがいいかも。

 

ちなみに筐体の裏側と椅子の下側はこんな感じ。

 

ゲーム画面用台紙は1種類しか入ってませんが、付属の説明書の裏側に差し替え用のおまけがあります。

なので説明書も捨てないで取っておく方がいいと思います。

 

ハードワーク猫ってどんなゲームなんだろ?(笑)

自分で縮尺カラー印刷した紙を入れて好きなゲーム台にしてもいいと思います。

「故障中」なんて張り紙がある台があるとリアルのゲーセンっぽくなりますね。

 

テーブル型筐体

こちらは開封時点で完成状態です。

筐体に描かれてるインストも印刷済みです。

あとはゲーム画面の台紙を入れるだけになります。

コイン投入口などいい感じです。

スペースインベーダーみたいなのとパックマンみたいなゲーム画面です。

 

 

一応後ろ側も。

 

説明書の差し替え画面を使えば4種類のゲーム画面を再現でき、違和感ない並びにできます。

 

4台向かい合わせな配置は昭和のゲームセンターのイメージがあります。

 

複数使用して懐かしのゲーセンを再現。

横1列の並び。

ある程度の規模のゲーセン店舗感が出せます。

 

格ゲーの対戦台にギャラリーの感じを再現してみました。

 

この配置もゲーセンらしさがありますね。

8台並べてみましたが、一昔前の郊外ゲーセンなんかは1店舗50台以上はあったのでもっと並べてみたくなりますね。

 

アップライト型とテーブル型を組み合わせて。

ストⅡ全盛期あたりは過渡期なのか一緒に並んでる個人経営のお店も結構あったような。

ゲームセンターミカドなんかは今でもテーブル筐体ありますね。

 

他のゲーセン筐体カプセルトイを組み合わせる

以前、Jドリームさんから出ていたバイクゲームマスコット、ガンシューティングゲームマスコットと並べてみると中規模以上の店舗っぽくなります。

 

パンチングマシーンマスコットと並べてみたり。

ゲーム台の隣にパンチングマシーンがあるとうるさいんですよね(笑)

 

プリクラ台やお菓子すくいのスウィートランドと合わせると、ファミリー向けのアミューズメント施設っぽくなりますね。

まだ、プリクラが男子禁制になる前の時代のイメージです。

 

ジュースの自動販売機などと合わせてもいいですよね。

サイズが一回り小さいので遠近法で遠くに配置してます。

 

サイズ感

他の大型筐体のガシャとはスケール合ってる感じです。

自動販売機やバンナムさんのパックマンミュージアムはちょっと小さい感じです。

 

色々組み合わせてみて、昔よく行ってた馴染みのゲーセンを再現してはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

昔のゲーセンあるある

 

『テーブル筐体全盛期』

小学生「お小遣いもらったぞー!ゲームやりに行こー!」

ガチャ!(ゲーセンのドア開ける)

 

ヤンキー「ギロッ!」

 

小学生「やっぱ別の店いこっかな…」

 

かつてのゲーセンはヤンキーの溜まり場。

当時の小学生にとってはゲームするのにも命懸けであった…

しかしまだCS機も性能が低く、最新のゲームを遊ぶためには身の危険を冒してでもゲーセンに行く必要があった…

 

『小学生のゲーセンの洗礼』

ヤンキー「ゲームやりてえけど金ねえんだよ 100円貸してくんね?」

小学生「え、え…」

ヤンキー「100円くらいいいだろ! 次会ったら返すからよ!」

 

当然ながら貸しても帰ってくる事はない。

年下というだけで舐められるのが当たり前なのであった。

 

『ゲーセンでのケンカ』

ソニックブーム!ソニックブーム!

ドガッ! ウワーッ!

ガイルウィン!

ガシャーン!

ヤンキー「てめえ、溜めキャラばっか使ってんじゃねーよ!」

小学生「え あ、あの…」

ヤンキー「お前知ってるぞ!この前ベガでサイコハメしてたガキだろ?」

 

ガスッ!!

ヤンキー「年下のガキの分際でムカつくんだよ!」

 

部活など無くても上下関係の大切さを身をもって教えられる時代であった。

決して年上にタメ口は許されない時代であった。

 

『ヤンキーVSオタク』

ヤンキー「お前、それハメだろ!?フザけんなよクソが!」

オタク「ハメじゃねーよ!普通に使ってるヤツいるだろ!」

 

ヤンキー「オタクの分際でチョーシ乗ってんじゃねーぞ!」

ガスッ!

ガシャーン!

 

年下は勿論、ケンカの弱そうなオタクも暴力やカツアゲの対象である。

ヤバそうな奴の相手をする場合は格ゲーだけではなくケンカが強くなければならなかった。

 

『接客という概念がない個人経営店の店主』

ガチャン!カチャカチャ…

小学生「あれ?100円入れてもゲームできない 詰まったのかな? 店の人呼んでこよー!」

 

店主「あーっ!もうどれ?(何故かキレ気味)」

小学生「この台なんですけど…」

店主「チッ!(謎の舌打ち)」

 

ガチャガチャガチャ…ピコン!

店主「ほらよ!(投げやり)」

 

ガン!ドン!

(キレ気味に他の台のイスを整理してカウンターに戻っていく)

 

かつてのゲーセンは個人経営の店も多く、中にはこのような店も少なくなかった。

お客様=神様が当たり前でなかった時代。

それどころか店員=タメ口、客=敬語なんて店も。

客が子供だと分かれば舐めた態度で相手してくる店主はゲーセンに限らず、町では当たり前だったのだ!

 

とまあ、昔のゲーセンを再現してみました!

皆さんもゲーセンの思い出を再現してみて下さい!